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ファンシーのesuranのレビュー・感想・評価

ファンシー(2019年製作の映画)
2.6
昭和臭強めなエモい温泉街!?みたいなロケーションがただただ素敵。レトロな美的なセンスは随所に感じる。もちろん、絵だけに限った話。

ストーリーがファンシー通り越してファンキー。ちぐはぐ。難解。いや難解通り越してもはやシンプル。多分シンプルなんだと思う。わからなかった受け手の問題なんだと思いたい。

彫り師。街並み。レトロ。無駄にたくさん出てくる女性の裸体。キス。背中。必然性を感じない濡れ場。乳房。殺し。前時代的ヤクザ。新時代ヤクザ。

いろんな要素があって断片的には面白そうであるんだけど、できあがってみたら、ん?何を見せられてるんだ感しかなかった。

ただ唯一の功績は、今後大化けするであろう、まだ全然演技力もないながら濡れ場まで披露したインスタから女優へ登りつめた小西桜子を商業映画に初抜擢したのがこの作品だったってとこだろうかな。え、あの小西桜子ってこれ映画デビュー作なんですか?とか言われつつ、脱いでるってのもこみこみでのちのちコスられていく作品になる可能性は、なくもない。
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