ひたすら縦に長い建物 食事は上の階の残飯
何をする為?何をしたら終わり?
閉鎖空間で描かれる人間の醜さ
なんとも人間社会を揶揄したような作品
上階は豪華な食事
下階は残飯を必死に漁る
何か一つだけ中に持ち込める
しかも1ヶ月で立場がランダムに変わる
来月はリッチかもしれないし
逆に犯罪を犯さないと生きていけないくらい貧乏かもしれない
とってもシンプルなルールで、
余計な制約も無いから人間の醜さで魅せ続けてる作品だった
本当に
現実世界も同じで
大企業も平気で潰れるし
昨日まで無名だった人が世界的なインフルエンサーになったりする
裕福になる方法はいっぱい増えたけど
どん底に落ちる可能性もいっぱい増えた
ジャンルとしてはフィクションかもしれないけど、メッセージ性としてはドキュメンタリーみたいな感じ
今、私は映画を映画館で観れるぐらいは
お金があるけど
来月はどうなるか…
腹減ったなぁ専属シェフに作ってもらうか
or
何か食べ物を…住む場所を…
どっちもあり得るくらい先の事はわからない
そのくらい人間の階数は日々変わる
あなたは今、何階ですか?
そして来月は何階ですか?