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ゲンスブールと女たちのsmithmouseのレビュー・感想・評価

ゲンスブールと女たち(2010年製作の映画)
3.2
「俺は闘っているのさ。君にキスしたい欲望と」
名言頂きマス。
「一生言わないけどいつか使痛い言葉帳」にメモメモ_φ( ̄ー ̄ )。

作詞、作曲と稀代のマルチな天才プレイボーイ、セルジュ・ゲンスブールの誕生と、鮮やかな女性遍歴、波乱万丈の何処か虚無的な人生が描かれる。

ゲンスブールさん、セクハラとロマンチックが止まらない変態仮面ぶりなんですがスゲーモテる。
不倫上等でフランス中の女優と寝たと言われるだけあって、この映画でもボンドガール級のゴージャス美女を取っ替え引っ替えしてるが出会いと別れが淡白、てか描かれない。
ひたすらカッコイイオヤジと美女のベッドシーンとピロートークとイケてる日常だけ。
モテない人間からするとどう出会ったかが肝心なんよ。(−_−;)

要所々にスタンドが如きマンガチックな分身がしゃしゃり出てくるのが面白い。
分身が演じるのは才能であり直感の部分で、俳優はあくまで人間くさい部分という演じ分けはこの映画のエキセントリックなアクセントになってたように思う。
しかし劇中の出来事の始まりと終わりが描かれない事が多く結構疑問が残ってしまう。

モテ男の孤独、フランス人の美と快楽への貪欲さが見える映画。