Guy

第七の封印のGuyのレビュー・感想・評価

第七の封印(1956年製作の映画)
4.7
生誕100年ですって。
顔のアップ、大げさな表情、混沌としたシークエンス、”裁かるゝジャンヌ“の影響が露骨に伝わってくる。
しかしその神性的な作風と儀式的な狂気を更に煮詰めてひっくり返したかのような今作はまず視覚を襲いそれから詩的な会話と神秘的な演出に脳が刺激される。
モノクロの映像美に数々の美しいショット。
撮影方法や技術に限度がある中の演出は逆に新鮮でハッとさせられる。
ヌーヴェルヴァーグ前夜ブレッソン、フェリーニらと共に西ヨーロッパの革命作家として有名なベルイマンだけどその狂気は誰よりも先に狂い咲いていた。