み

第七の封印のみのレビュー・感想・評価

第七の封印(1956年製作の映画)
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モノクロ映画ってなかなか見る機会ないんだけれど、モノクロでここまで表現できるのか!!と。(唯一夜はわかりにくかった)

恐らく全編に渡ってキリスト教的価値観に基づく表現が散りばめられてて、ヨーロッパほどその価値観が根付いてない日本うまれ日本育ちの自分には解釈が難しかった部分が多かったです。ただ、それまで存在を疑わなかった、「絶対的で人を超えた存在」であり、「自分のアイデンティティ」に深く関わるモノに対する疑い、という点では文化問わず普遍的なテーマかもしれないですね。(どうやらベルイマン本人が「キリスト教」というものに疑念があった、という話も聞きました。)
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