ヨヨ

第七の封印のヨヨのレビュー・感想・評価

第七の封印(1956年製作の映画)
3.6
死の言動に抜け感がある(?)。死が出てくるシーンで時々鳴る仰々しい音楽もちょっとウケる。そもそもチェス勝負に乗るような粋な人(ではないが)だし、独特にユーモラスで話が通じる。しかし厳然と死である。好きだな〜こういうキャラ。

神の沈黙に苦しむアントニウスの葛藤をよそに、ヨフは知覚レベルで聖母子を「見て」おり、アントニウスのような葛藤を一切経由せず完全な信仰を保っている。ヨフが聖母子を「見た」シーンとアントニウスがヨフの妻子を見たシーン、ほぼ状況一緒というか、ヨフならあそこでも「見た」んだろうなという気がする。
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