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第七の封印のshuのレビュー・感想・評価

第七の封印(1956年製作の映画)
3.5
死はいつだって側にいる。
漂う終末感。
疫病が蔓延し、願いを聞き入れてくれる神は一向に現れない。
死神と取引をし、チェスをすることで延命を図る。
その間に出会う人々。
滑稽にも映る、男女の問題で悩みもがく男女の姿。
純真に幸せを噛みしめる劇団の夫婦とその幼子。
逃がされた人々と、死を向かい入れた人々。
その差は何だろうか。
そして一人だけ女神の、そして死神の姿を見ることができた理由は。
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