第七の封印の作品情報・感想・評価

「第七の封印」に投稿された感想・評価

マックスフォンシドーさすがに顔が特徴的すぎる
Hayato

Hayatoの感想・評価

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初ベルイマン
ウディアレンが色濃く影響を受けた監督作品ということで鑑賞
死の宣告を受けている十字軍騎士が、苦境に立たされている一般庶民とめぐり逢いながら、神様の居場所を探し求めていく。死の恐怖と信仰心の関係性を説いている、ヒューマン・ドラマ。

人の世の不条理を実体験している主人公が、「神様って何だ?」という普遍的命題に立ち向かっていく。死神の姿が可視化されており、普通にコミュケーションを取るのが面白い。

本編内では、夫婦でドサ回りしている道化師をフィーチャー。彼らは多用な人生模様を俯瞰で眺めながら、そのすべてを笑いへと転換させる能力の持ち主なのだが、死の恐怖に慄いている人々により、生きる活力としての笑いが反故にされてしまう。

「神様は個々の頭の中に現れる存在」というのが個人的な結論。神様に縋る必要のある人の脳内に現れて、神様に縋る必要のない人の脳内には現れない。ただ、それだけのこと。
ぺ

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3.5
疫病や魔女狩りで死というものが身近にある時代。
死そのものが擬人化して現れ人は死んでいく。
そういう時代だからこその神はいるのかいないのか、信じているのかいないのかという命題。

こんな話なのにユーモア溢れるコメディタッチ。
死神が自分で木を切って上にいる人を落下死させててそれはいいのか?と笑ってしまった。

ビルとテッドの地獄旅行に出てきた死神もこれが元ネタなのね。
にけ

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3.5
さすがに形而上学的でわかりずらい
asachan

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4.2
"死"が生きてる世界の怖さ
alaflan

alaflanの感想・評価

2.9
喜劇的な哲学映画、不可知論的な話だった
開幕怒りの日、ヨハネの黙示録、海の撮り方はゴダールのようだ
神の不在について哲学では近代からはっきりとテーマにされてきたけど、映画の表現は表象的な方法を用いていておもろい 鏡の話をした後影に語りかけたり
死神に憑かれた騎士は神の確信をもとめさまよい周りに死をふりまく。神を求め恐れ縋る騎士に黙示録の裁きがもたらされる
素直に生きている芸人にだけ神が見える、これではまんまスコラ哲学みたいなんだけど、空虚性を是とするのではなく、生を恐れず偏見を持たずよく生きること、ポジティブを是とするのだと思いたい…
非懐疑主義で実存主義的なかんじなのかな
ryodan

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5.0
2017-01-07

I・ベルイマン監督作。
面白かった。役者の芝居がすごく現代的でビックリしました。寓話的な話なので、役の役割分担がしっかり分かれていて、そこはハリウッドが継承したやり方でしょうね。話も面白かったです。死神とチェスだなんて!劇的でオシャレな設定考えますね。死神を通して世紀末的な世の中、神の存在、不在を問うという話。深遠なテーマを風景に頼らず、人間の心の動きを真正面から捉えて、黒と白のコントラストで人間の闇を丁寧にあぶり出していく。モノクロ映像のイイところ、分かってますね。映画の原点を、また見た気がしました。
こじ

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4.5
信仰や神の沈黙がテーマ。

ペストは神からの罰と考える

カルト教団が出てきて

その集団は

お互いにムチで体を叩き合いながら

神の許しを得ようとしている。

明らかに意味がないし

許しを得てもらっていない。

その後のシーンで

死神が迎えに来たら

不幸な少女が

「(不幸な人生が)終わるのね」

と解放された顔で言う。

死こそが許しなのかと思った。

死神こそある意味

神ということなのか

と思った。

なかなか深かった。
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