たーぼーん

カサノバのたーぼーんのレビュー・感想・評価

カサノバ(1976年製作の映画)
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問答無用の造形美術に圧倒され、実在したらしいとは言え無茶苦茶な話で、冷酷というか突き放した様なところも感じながら結構楽しんで観た。
作る側は色々な思いあっても、観る側は安心して笑いながら観たらいいのだと思う。
サザンがたまに開き直って下ネタに走る様な感じに少し似てる様な気がした。
アメリカンニューシネマの時代の終盤に、一方でキューブリックはバリー・リンドン、フェリーニはこのカサノバが作られたのだなぁとか思いながら観てしまっていた。