約1時間の映画ですが、動く映像の喜びが吹き出しているかのように、人も場面も一瞬たりともじっとしていない楽しい映画でした。主人公の女性が列車に乗るシーンのすれ違い演出は見事でした。こういう工夫にぐっと…
>>続きを読むアンリ・カルティエ=ブレッソンの写真を思い出す図が多かった 色味はもちろんのこと構図や生き生きとした人々 加えて逆再生やストップモーションを取り入れていて前半は全然飽きさせない作りだった 家を縦の断…
>>続きを読む冒頭の街が眠り、街が起きて顔を洗う、、、詩的なイメージで始まる映画。いいねいいね。
田舎から都会に出てきた娘と、マンションの住民たちと労働組合の話です。家政婦という職業の資料としても良いと思う。
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帽子箱を〜は大好きなやつなので、今回はあひるを持った少女の話かとわくわくする。そういえば話してませんでした、と絶妙に挟み込まれるふるさと情景、インターテキストもとぼけた詩情味があってかわいらしい。何…
>>続きを読む「帽子箱をもった少女」「騎手物語」などと同様のタッチが楽しい。バルネット映画のヒロインは顔形よりも存在感がキュート。(今回はちょっぴり太め)語り口の洒脱さカメラを街に連れ出した運動量の多さはどうだ。…
>>続きを読むサイレント・シネマデイズ2019
『トルブナヤ通りの家』
原題: Дом на Трубной(トルブナヤの家)
柳下美恵さんの楽しい伴奏がグランドピアノでいつにも増して素敵な音色🎶
冒頭モスクワの…
☆☆☆★★
ピアノ伴奏付き上映会にて初見
その名前はうん十年前から知っていた。
ロシアのサイレント映画時代を代表する映画監督らしいのを。
だが、なかなかタイミングが合わずにこれまでは全くの未見。…
おそらく映画史上最も秀逸な導入のひとつだろう。ビルの明かりが徐々に消えてゆく夜更け。朝になり、路面電車の線路が陽光に照らされて輝き、掃除夫の箒が水たまりを揺らす。街がゆっくりと動き出す。屋内に入ると…
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