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コンフィデンスマンJP プリンセス編のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.0
世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンド・フウ(北大路欣也)が亡くなった。
遺産を巡り火花を散らしていたブリジット(ビビアン・スー)、クリストファー(古川雄大)、アンドリュー(白濱亜嵐)の3姉弟の前で執事トニー(柴田恭兵)が発表した相続人は、誰もその存在を知らない隠し子“ミシェル・フウ"だった。
ミシェル捜しが続く中、10兆円とも言われる遺産を狙い、我こそはミシェルと世界中から詐欺師たちが“伝説の島"ランカウイ島に大集合!
そして、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人も、新しい子猫ちゃんのコックリ(関水渚)をミシェルに仕立ててフウ家に入り込み、華麗に超絶大胆にコンゲームを仕掛け始める…はずが、ダー子に引っ掛けられた赤星(江口洋介)やダー子のライバルの恋愛詐欺師ジェシー(三浦春馬)やかつてリチャードにハニートラップを仕掛けた波子(広末涼子)など百戦錬磨のコンフィデンスマン・ダー子たちに訪れる最大の危機!
誰がフウ家の当主の座を射止めるのか!?世界を巻き込む史上最大の騙し合いが始まる!!
「コンフィデンスマンJP」映画版第2作。
今回は、「コンフィデンスマンJP」流「シンデレラ」という感じで、「嘘から出た真」というのが、「コンフィデンスマンJP」らしい。
コンフィデンスマンの先輩として、ダー子がコックリと擬似親子としてミシェルになりすましていく仲で、本物の母子のようになり、結末を書き変える展開、そしてラストのオチは「利用しているつもりで逆に利用されている」サプライズに満ちたもので、シンガポール観光も観ながら出来る楽しいサスペンスコメディ映画。
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