FREDDY

コンフィデンスマンJP プリンセス編のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が共演した、古沢良太のオリジナル脚本で展開される人気TVドラマ『コンフィデンスマンJP』の劇場版シリーズ第2作である本作は、"伝説の島"と呼ばれる南国のリゾート地マレーシアのランカウイ島を舞台に、世界有数の大富豪一家の当主レイモンド・フウの10兆円の遺産を巡り火花を散らす3姉弟に執事のトニーが、誰もその存在を知らない隠し子の"ミシェル・フウ"が相続人であることを告げたことでミシェル捜しが続き、遺産を狙い世界中からミシェルを名乗る詐欺師たちが集結している中、百戦錬磨のコンフィデンスマンであるダー子、ボクちゃん、リチャードの3人が昔の詐欺仲間の娘・コックリをミシェルに仕立て上げフウ家に潜入し、史上最大の騙し合いを繰り広げていく様を豪華キャスト陣の共演でコミカルに描いたエンターテインメント作品となっているのだが、やはり前作同様に最後まで楽しめる最高の娯楽作品となっていて、二転三転とする騙し合いは単純に見ていて面白かったですし、お馴染みのキャスト陣による息の合った演技は当然ながら、柴田恭兵や関水渚をはじめとしたゲスト陣もそれぞれに心惹かれるものがありましたし、小手伸也とデヴィ夫人によるコメディも印象的。ロケーションも素晴らしく魅力的で、実際に行ってみたいと強く思わされましたね。コックリのシンデレラストーリーも胸にくるものがあり、本当に面白い作品でした。
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