松井の天井直撃ホームラン

花束みたいな恋をしたの松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
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☆☆☆★★★(ちょい甘で)

「僕と付き合ってください…」

「はい!喜んで。」

最高に可愛い有村架純をご堪能ください。

…って事で、ほんの少しだけの感想。


付き合うのかどうか?出会った直後のモヤモヤした2人の心のトキメキと焦燥感。
映画の始まりから30分辺りの《あるある》は、此方の胸の奥をチクリ!チクリ!と刺してくる(´-`)遠い目

しかしながらの、就職氷河期(死語💦)
学生時代から続くフリーター感覚では、愛する人を一生守り続けて行く事は難しい。
そんな楽しさはやがて、〝 大人としての自覚 〟の芽生えが小さな亀裂となって2人にのしかかってくる。
ほんの些細なズレが、遂には軌道修正が効かないくらいの溝となり、、、

兎にも角にも、菅田将暉と有村架純。この2人の繊細な演技に魅了される2時間でした。
そんな2人を支えているのは坂元裕二脚本で、流石に色々と仕掛けの多い恋愛話でした。
少しだけ余計と感じた先輩絡みの2〜3のエピソードであり、(おそらくは)タイアップによる余分な感じのMV部分を削ぎ落としたのならば、もう少しスッキリとしたのでは…等と生意気にも💧

※ そして…もしも自分に編集権が有ったならば。内容自体は単純な恋愛映画でもあり。菅田将暉&有村架純のピュアな恋愛模様を楽しみに観に来た観客に向けて考えて(もしも)自分だったなら、ラストシーンとファーストシーンを何とか入れ替えられる様に話を作り変えたいかも、、、と。
とりあえず、リアルな恋愛模様に拘ったから…なのでしょうが。そこはソレとして、一応はデートムービーなのだから、そこまでのリアルさに拘らなくても…と、思ってしまったのでした。

そんな中で、終盤に描かれる喫茶店でのシュチュエーションから発生する2人の演技。
坂元脚本の仕掛けも相まって、この仕掛けにやられてしまい、思わず此方の涙腺もあえなく崩壊。
これだよ!これですよ!これこそが菅田将暉であり、有村架純なんですよね〜。
だから映画ファンとして、今後もこの2人の作品は追いかけて行くのです。


余談として

映画の中で、Googleストリートビューが(^^)

去年、仕事場付近を歩いていたら。ストリートビューの車に2度遭遇。
遂に俺も世界デビューか?と思ったものの。なかなか更新はされずで、、、気長に待ちます(u_u)



2021年1月30日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン5

※ 同じ有村架純主演映画として、『 フォルトゥナの瞳』が存在します。
やはりデートムービーの1本ではありましたが。彼方は原作の裏側に、本来が【悪女】な女の恐ろしさが内包していただけに。デートムービーとして製作してしまったがゆえの失敗、、、以後自粛。詳しくはそちらのレビューを参照願います。