くっせぇサブカルオタク役の菅田将暉と有村架純の恋愛の顛末をみる映画。
長寿カップルあるあるを克明に描いた作品。
最初はラブラブで、相手のことをだんだんわかっていって、でもしばらくすると倦怠期が来て、生活も変わっていって…っていう。
まぁ長く付き合ってたらそういうこともあるわな、という感じ。リアルだった。最後のファミレスのシーンとか、見てて苦しかった。
最後のシーンが良いね。お互い新しい恋人となんだかんだ上手いことやってて、たまたま遭遇した元恋人と笑みを交わせるなんて、最高じゃないっすか…!片方だけ幸せそうなんていう秒速的展開だったら地獄だったけど、これなら紛れもなくハッピーエンドでしょう。色々な人を経て最高の愛に行き着くのが史上の恋愛だぜ…。
映画の本筋には概ね文句ない。
ただ、主役カップルが凄くくっせぇオタクで、それが終始キッッッッッッッショかった。最低だった。個人的に、一番見てて嫌だなって思うタイプの、イタいサブカルクソオタクだった。それがキツかった。キツすぎた。始まりから終わりまでずーーーーっとめんどくさいオタク全開。もうやめてくれと叫びたかった。
特にイヤホンのくだり、最悪。
同じ曲を聴いてても聞こえてる音は違うっていうことからして、二人の関係の暗示だったんだろうけど、だとしても嫌なシーンだった。
自分がされて嫌だったことを人にしようとするんじゃないよ。聞き齧っただけの知識ひけらかして、みっともない。
菅田将暉と有村架純という、今をときめく美男美女が演じてもキツい役ってよっぽどだと思う。