けんたろう

花束みたいな恋をしたのけんたろうのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

パズドラのおはなし。


うるせぇバーカ!と唾を吐きかけるつもりで観たのだけれど、なんとオープニングから完全に引き込まれてしまいました。クソみてぇにかったるい恋愛映画か!と思いきや、なんとしっかり感動してしまいました。
大量の涙を誘う、小道具と台詞の反復。嗚呼……映画ですよ、これは。

そういえば、本作を観賞した日の夕方、恋いていた人から手作りチーズケーキが振る舞われました。バレンタインの翌日のことです。僕は幸せでした。が、数日後になんと失恋。あの味も忘れることができません。
今となっては、麦君(菅田将暉)と絹ちゃん(有村架純)の素敵な訣別が羨ましく思います。僕のようなダサい男には到底真似できそうにありません。嗚呼、なんと美しいんでしょう。なんと美しい終幕でしょう。なんと美しい映画でしょう。もういっぺん、観に行こうかしら。

さて……うん……とても好い映画でした。