このレビューはネタバレを含みます
現実味があって終盤は涙が出るくらい切ないながらも、最後が明るいからか前向きにもなれた作品。
環境の変化と共に相手が変わってしまったことへの寂しさ。環境が変わっても相手が変わらないことへのもどかしさ。どちらにも共感できる部分が沢山ある。
このズレが少しずつ大きくなっていたけれど、手遅れになる前に、話し合うなりして少なからず軌道修正できたのではないかとは思う。
また別の道があったのか、延命措置にしかならなかったのか、どちらになるかはわからないけれど。
私自身の環境が変わって、色々な経験も積んだら、また感想や共感ポイントも変わるのだろう。社会人何年目かで再度見てみたいな。