いかにも坂元裕二脚本！という感じ。
「カルテット」（ドラマ）が好きだった人には刺さりそう。
サブカル系陽キャ大学生カップルの出会いから別れまでのお話。
菅田将暉と有村架純がそれぞれの心中を淡々としたモノローグで語るところがおもしろかった。
キラキラ恋愛モノではなく、「恋愛と結婚って違うよねー学生の同棲の甘さは永遠じゃないよねー」と現実を突きつけてくる系。
こんな人いたいたーこんなのあるあるーって言いたくなる部分もあるものの、若干オンナの方が人生ナメててちょい共感しづらかった。
両親が広告会社勤務（恐らく電通とかそのへん）で東京育ちの絹ちゃんは、朝帰りとかにも両親は鷹揚で甘やかされて育ってきた感がそこかしこに出ていた。
新潟から出てきて、大学卒業しても月5万の仕送りもらいながら生活してる麦くんとは、そりゃ趣味は合っても基本的な価値観違うだろうなーと思う。
付き合い始める時や別れる時の、いっけんあっさり風なところや、割とすぐに次が見つかるあたりがいかにも令和で良かった。
あと、二人が暮らす部屋の内装や小物がオシャレで見てて楽しかった。
