このレビューはネタバレを含みます
始まりは終わりの始まり。
自分の部屋にある読みかけの本を思い出す。あの時の本。色んなことが手付かずだったり中途半端になって関心すらも無くなってあーなんかどうでもよくなってきたの感情を思い出した。
麦が無気力になるにつれて絹が嫌がってた両親の態度に変わっていくのはキツかったなあ。麦は自覚なかったから絹だけがそれに気付いてて苦しいよなあ。
好きなのが服装。人って変わる時に顔も服装も変わっていく。段々お洒落になったり似てるものを着てたりする。麦と絹が色違いのニットとか。2020年麦の履いているドクターマーチンはあー履いちゃったかあ都会に慣れたんだなあと感じた。
モノローグは冒頭から多く話してたから気になりにくくはなってた。
麦の書くイラストの使い方はパンフで納得した。内容忘れがちな自分としてはありがたい!
オダギリさん出てきた時、でっでたー!!!ってなった笑
恋愛感情は環境によって変わるよなあ。周りを見て私たちは…と振り返る時に考えることが気持ちを変えてっちゃうよな。
映画を観てあーこういう態度とっちゃうよなあ、分岐点って色んなとこにあるなあと思いました。ひと言でも変わる。我に返る瞬間があるんだよね。
現代ラブストーリーにあるべき1本だね。
特別じゃなくても恋愛自体おもしろいよね。