真夜中ふみちゃんズ

花束みたいな恋をしたの真夜中ふみちゃんズのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

初っ端のイヤフォンが気になるとこから
もう共感羞恥というか これは自分か?
と思うようなわかるわかるの連続で
恥ずかしすぎて見てられなかった。

2人の日記風語り口調の中にもこれでもか?
というほどのサブカルの詰め合わせ。
自分中心で他人を測って、自分とは違うカルチャーを小馬鹿にしたりするのも痛かった。しかもそれが、私も自分と思考が似ている人には、勝手に心を開いておんなじ様な喋り方しているんだろうな、となって更に恥ずかしかった。

坂元裕二の洞察力....流石すぎました。

それにしても恋愛となると、変わっていく環境の中で好きなものが一緒でも生活の上で大切にしたい価値観や優先順位が違うとおんなじ言葉でわかりあえなくなって、あんなに通じ合っていたように見えたものがあれ?ってなってて、でも更にわかりやすくすれ違った点は、「自分の夢の中心に他人を据えること」と「他人の夢の中心に自分を据えること」だなって....

絹ちゃんの好きなことを仕事にしたいのも
麦の仕事してたらいままでの趣味を摂取することすら疲れてしまう気持ちもわかるわかるの嵐。

それで、なんか違うなってなるの、学生と20代後半ならこの映画の刺さり方結構違うんだろうな〜

この映画の中で個人的にオエってなったのは絹ちゃん別れてから遊んで欲しいし、せっかく幸せいっぱいな結婚式で2人とも俺ら今日別れるんだよね〜って報告すんな〜だし麦、クーリンチェは絶対観に行った方がいいし希望のかなたは寝てたしいつか自分も仕事ばっかでああなるのでは?と怖くなった部分でした。