河合

花束みたいな恋をしたの河合のレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.1
自分を重ねて観ちゃう映画だった〜
前半、明大前で逃す終電とかクロノスタシスとかRojiの話などなど…絶妙に身に覚えのあるワードの数々が苦しかった、、
大学生の痛い感じ含めて古傷が痛みつつにやにやしてた。最悪な気分の朝帰りすら恋しいよ…

後半は麦に圧倒的に感情移入して辛かった、、好きだったものを見ようと思えない感覚とか、生活のために働くって考えとか…(麦が地方出身、絹が東京実家って部分で余計にこの感覚がズレるのではないか?分かりすぎる)でも絹ちゃんの「こんな状態でそれ言うんだ」の気持ちもめちゃくちゃわかる〜よ〜刺さりすぎてしんどかった

こんな2人ですら別れるなんて、どうしたら人間は一生一緒にいられるの…?とか意識が現実に引き戻されつつ、、あんな綺麗な別れ方ができる2人はできた人間だなあと思いました…
河合

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