「今話しかけないで。まだ上書きしないで。まだ昨日の夜の余韻の中にいたいんだよ。こういう時に聞ける音楽があればいいのに。」
この映画で絶望せず、この2人の別れも仕方のないことって思えたらいいんかもね
私たち鑑賞者がこの作品から感じ取らなきゃならないのは、恋とは愛とは、なんてものじゃなくて、人と人が出会って結ばれて別れることの尊さや儚さの美しさなんじゃないかなと思ったくらいには、めちゃくちゃ良い作品でした
ある恋人たちの始まりから終わりまで。
けど年齢層が高い共感部分が多いなと。
小説の一節みたいなナレーション
まるで小説を読んでいるような錯覚に陥るな
絹と麦の共感し会えてるところが一切共感できなくてなんだか安心した
この時点で2人に共感してたら本当に世界観にのめり込んでしまいそうで危なかったや
てかそんなに偶然見つけた共通点ポンポン何個もでてくるかね??!
けど学生の自由な時間ってこんな感じの恋愛が多いよね知らんけど
こんなに共通点ばかりで自然と恋に落ちるような状況なのに、なにかにいつも阻まれてしまうようなそんな決め切らないような感じ知ってるな
・自意識が強い人ほど帽子のツバが広がる
・社会性や協調性は才能の敵
こんな幸せな付き合いの日々を私は知らなかったなあ
同棲したら絶対喧嘩するもんだと思ってるんやが、怖くてできんて
喧嘩しなかった彼とこんな生活があったのかもしれないと思ったけど、それはただ私の中のハードルを麦みたく下げた空想なんよねきっと
・普通になるのって難しい
簿記二級の資格取ったの凄すぎ
菅田将暉めちゃ演技派やなあ、凄すぎ、
好きでもないことを仕事にしようとして心を殺すとこうなっちゃうんや、
小田切ジョーほんまにイケおじすぎて鼻血でた
ラーメン食べ行こっか。で抜け出す口実つくるのすごすぎ自然すぎ
・恋愛は生物のようなものだから賞味期限がある
・若い時の恋愛と結婚は違う
カメラワーク良い
この映画見てて思ったのは、「だったらどんな恋愛が上手くいんだよ。教えてくれよ。」ってことなんよ
ずーっと愛しあうみたいな関係ってないけどさ。そんな希望を膨らませすぎるとその分ギャップに感じることが多そう。
こんな賞味期限のまま終わるような2人の恋愛に疲れてしまう人がいるんだよね
私も見てて疲れたし、希望が薄れてしまうような感覚に陥った
「好き」って感情がなくなったらそれは賞味期限ということなんだろうな
ハードル下げてこれで良いのかもなって生きるのって、それこそ感情と自分を殺してるようなもので。
終末を迎える2人と始まりを迎える2人のシーンはめちゃくちゃわかりやすくて良かったなあ...
このファミレスからの再スタートは無いんかなあ、そんな希望持っちゃダメなんかなぁ、やっぱ私は何もわかってないだけなんかなぁ
けどさやっぱ絹ちゃんみたくハードル下げないで生きてけたら良いなあ