広島カップ

静かなる男の広島カップのレビュー・感想・評価

静かなる男(1952年製作の映画)
4.0
アイルランドから米国に移住して来た両親を持つジョン・フォード監督が自らのルーツを撮ったアイルランド讃歌。
観終わった後に行ってみたくなる観客が続出ではないでしょうか。
彼の地の風土、風習、暮らす人々、そしてビールがいずれも大変魅力的に撮られている。

本作のクライマックスは大男同士の延々と続く殴り合いの場面。
かたやヴィクター・マクラグレン(191cm)、こなたジョン・ウェイン(193cm)。
身長の実際の数値はネット調べですがどう見てもヴィクターのほうが大きい。公表されている俳優の身長なんか当てにならないですね。

ちなみにパッと頭に浮かぶ他の背の高い俳優の身長を調べてみると...(名前と"身長"と入れて検索)

アンソニー・クイン:185cm
アンソニー・パーキンス:187cm
クリント・イーストウッド:193cm
ジェームズ・コバーン:188cm
ショーン・コネリー:188cm
ジーン・ハックマン:187cm
ドナルド・サザーランド:192cm
リーアム・ニーソン:193cm
〔以上あいうえお順〕
ね、当てにならないでしょ。クインなんかもっと高いと思っていた。
女性アイドル達のスリーサイズみたいな物ですね。


閑話休題...

国名を一字で日本語表記をする時にイギリスは英、アメリカは米、ロシアは露などはお馴染みのところですがアイルランドは..."愛"だそうですね。文字通りジョン・フォード監督の祖国愛に溢れた作品でした。
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