ジョージ（ケビン・コスナー）とマーガレット（ダイアン・レイン）は牧場で穏やかに暮らしていたが、息子が事故死して嫁が再婚し、孫を連れて姿を消す。心配した2人は嫁の再婚相手の実家に向かうが、そこはブランチ（レスリー・マンヴィル）の恐怖と悪しき風習に支配された家だった。
スーパーマンの養父母、ケビン・コスナーとダイアン・レイン夫婦を中心に淡々と話が進むんだけど、前半はこの夫婦の静かなやり取りを観てるのが心地よかった。
途中からは、「ファントム・スレッド」のレスリー・マンヴィルとジェフリー・ドノヴァンにムカつきまくりの胸糞映画に様変わりして、どう終わらせるのかと思って観ていたら、終盤は思わぬ過激な展開でビックリ！
こんな映画だったの！？
これでいいのかと疑問が頭を渦巻きながら終わってしまったが、とにかくレスリー・マンヴィルの悪女ぶりが強烈だった。
それと同じくらい、颯爽と馬に乗るダイアン・レインの姿が美しくカッコ良かった！
子供に厳しく、自立させるのも教育。でも、子供って勝手に自立していくもので、その前にたっぷり愛情を注がないとねー。
