僕はジャックの邪な心です

ダーティハリーの僕はジャックの邪な心ですのレビュー・感想・評価

ダーティハリー(1971年製作の映画)
5.0
刑事映画で何が一番好きか❓この「ダーティハリー」です。
もちろん、山田康雄さんの吹き替えが完備されたBlu-ray版でないと観られません、自分の中のこの作品に対する価値が下がります。この作品の素晴らしい所は、とにかく主人公のハリー・キャラハンが格好良い、そして出生が分からないミステリアスな部分、彼の悪態、悪口の中には優しさが含まれており、鋭い眼光は獲物を狙うハンターの様に悪人を目で捉え、懐から自慢の愛銃「44マグナム」で法を背いた悪人を撃ち抜く、その姿に虜になりました。
そんな彼とは反して、最初にして最大の敵「さそり座/スコルピオ」がハリーと対決して行く、彼の殺人の動機は全く描写されず、扱う銃も日本とドイツで使用された銃、これが意味するのは彼の思考は誰にも変えられないという決意の固さの表れでやりたい事は必ずやる、金が振り込まれると書かれたメッセージを破くシーンは金なんて欲しくないという事なのか、彼は犯罪者とは思えぬ屈託の無い笑顔で獲物を見つめ、標的にし、命を奪う、刑事と犯罪者、2人の戦いかと思わせて今度は法がハリーの敵となり立ち塞がる。
何故、犯罪者側が自由なのか?観客は事件の一部始終をハリーの視点で追い、納得が出来ない所をラストでハリーが覆してくれます、どうしようもない悪は俺が裁くしかない。

劇中で流れる、サウンドトラックも購入しました、弾丸刑事「ブリット」でお馴染みのラロ・シフリン氏が手掛けています。