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ダーティハリーのwarderbrothersのレビュー・感想・評価

ダーティハリー(1971年製作の映画)
4.3
ー感想ー
素晴らしいです。観ていてかっこいいだけで収まらない凄みを感じました。異常者である犯人と警察という役職にとらわれずに自分の正義を貫くハリーの関係は「ダークナイト」のバットマンとジョーカーのようでした。

一貫した正義の執行は「正しい」行いであるが、決して「許される」行為ではない。どんな汚名(Dirty Hurry)をつけられることになってもブレない姿は本当に格好いいですね。




ー考察ー
「クリントイーストウッド」
今作のクリントイーストウッドはとにかく若い!見た目や運動量などはもちろんなんですが、他にもモノの考え方の違いが伺えます。
おそらく今のイーストウッドなら、あそこまで人を殺して正義を描くことってあまりしないと思うんですね、、
丸くなったといえば丸くなったのですが、そうではなくもっと色んな視点から物事を考えると思います(「グラン・トリノ」が典型的な例)。
そんないつもと少し違うイーストウッドが観れて新鮮な気持ちになりました。

イーストウッドおじいちゃん、まだまだ私たちに色んなことを伝えてくださいね。
あなたは私の人生の先生です👨‍🏫
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