矢吹

ダーティハリーの矢吹のレビュー・感想・評価

ダーティハリー(1971年製作の映画)
3.8
イーストウッドさんカッコええのお。
スコーピオン役、めちゃくちゃ良いですね。
顔ぶん殴らせたり、バスで歌わせる感じとかのイカれ表現も良い。

オープニングがかなり洒落てて、
ハリーの登場、サンフランシスコの街並み、
タイトルの置き所、タイミング、構図。
めちゃくちゃワクワクする。
昼も夜も絵になるし、
スタジアムも、よいが、
ラストの方のズームアウトしていくショットがかっこいい。
余韻が半端じゃない。
終わり方がめちゃくちゃいい。
七十年代のアメリカ映画久しぶりに見たけど、
好きだなあ。
名前しか知らなかった為に、
全く構えてなくて普通にくらったわ。
西部劇の若いイーストウッドさんしか見てなかったので。でもまさに、ガンマンから警察へ時代が移り、途中も何本か挟んでるとは言え、同じく銃を携えてのこの終わり方だもんな。
ちょっとはその感じを追体験できたんじゃなかろうか。

ポイントでかかるジャズサウンド。
雰囲気良すぎるよな。
汚れ仕事、法で裁かれない悪。
リタイアしてしまう相棒、
勤務中に覗く裸。
男の覚悟。
掛け合いも声も動機も行動もすべて激渋。
かなりダークでとてもドープだな。
矢吹

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