とうがらし

カモン カモンのとうがらしのレビュー・感想・評価

カモン カモン(2021年製作の映画)
2.5
ラジオ局に勤めるジャーナリスト(ホアキン・フェニックス)が、妹に頼まれて子どもを預かりながら、取材の旅をする話。

極論を言ってしまえば、映像はオマケ。
音声だけで十分で、言葉の洪水に疲れた。
妹の愚痴にはイラっ。

A24製作のパターンが何となくみえてきた。
真理に迫ろうとする姿勢はいいが、掘り下げが微妙に浅く、新たな視点も特にない。
独自性がありそうな雰囲気は醸し出すが、結局ハリウッドの既存枠に型どおり収束していくのが何か、もやもやする。

人に向けるガンマイクが威圧的に近い。
あんなに近づけなくても声は録れる。
ほんのわずかな距離感の違いだが、人の心に寄り添うインタビュワーなら、そういった配慮にも気づくはず。

ファ〇クを連発する映画に名作はない。
未来を担う小さな子どもに、何かを感じてもらいたい作品を作っているのに、レーティング規制の入るチグハグ感がなんとも…。