それぞれの人物に想うことが多すぎて書ききれない。
めちゃくちゃ泣くだろうと覚悟していた。ボロボロ泣くというよりかは、主人公二人に感情移入してしまってぐっと涙が込み上げてくる感じ。チョコレートドーナツを観た後と同じような、次の日も頭から離れない感じ。
ラストに向かっていくにつれて、そこ描かないんだっていう飛ばしてる感じがして、少し戸惑う部分もあった。もっと深く描かれた小説もあるらしいので（ラストも違うみたい）読みたい。一果の母親のこととか、凪沙の就活とか手術に至る流れとか掘り下げて観たかった。
草彅剛の演技、最初はやはりビジュアルや声に違和感を感じてしまうけれど、ほんとにすぐ、かわいくみえてくる。食事の時の行儀の良さは育ってきた環境が影響してるだろうし、興味なさそうにしてるのにだんだん心配度が上がってきてる感じとか、もう本人になりきってないと出ない表情や声、仕草。すごい。
歩き方、最初はやりすぎと思ったけど、最後まで意味があった。
一果役の子、初演技とは思えない。バレエで有名な子らしくて、バレエで表現できる子って、感性が優れてるのかな。普段は華やかな世界側にいるはずなのに、一果はほんとに闇を抱えていて、強く逞しくなってく。やりすぎてない成長をみせてくれて素晴らしかった。
細かく最初から最後まで語って行くとしばらくかかりそうなので、内容については書くのやめとこう。
高スコアは内容よりもとにかく二人の演技に。
