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ミッドナイトスワンのdrophamのレビュー・感想・評価

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)
4.1
地元である広島を離れて東京・新宿にある「スイートピー」でニューハーフとして働く凪沙(本名武田健二)は、男性として生まれたが肉体の性別違和があり女性の姿で暮らす。親にもカミングアウトせずに、電話するときも男性の声で接する。そんな中、親戚の娘である中学生の一果を凪沙が預かることになる。一果は母親からネグレクトを受けている状態で、心を閉ざしている。しかし一果は、凪沙の家にあった衣装(チュチュ)とバレエ教室をのぞいたら声をかけられたことがきっかけでバレエに興味を持ちはじめ、さらにそこから才能を開花させる。凪沙も性転換手術のために貯めたお金を、一果のバレエのために工面するようになる。
トランスジェンダーの苦しみがものすごく伝わりました。自分の性別がこうだから当たり前だと思う反面、性別に違和感を感じている人が世の中たくさんいることを理解しなければいけないと感じました。LGBTqの時代になっていることが素晴らしく感じます。草彅剛の演技力の凄さも実感しました。また、バレエの難しさも同時に実感しました。
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