この世のすべてに嫌気が指していた一果が、バレエを通して少しずつ、少しずつ変わっていく様子が良かった。凪沙に対して反抗的だったのに、突然部屋を綺麗に掃除したり、アパートの廊下でバレエを踊り出したり、徐…
>>続きを読む心に響くものがあった。
一果が最後は気丈に生き、バレエも続けてくれたのが救い。
ただ、凪沙の術後の姿は劇的な展開にしたく、やや突拍子な印象を受けた。
トランスジェンダーや虐待の苦しみの陰で、裕福…
前から観たくて気合を入れないと観る勇気がなかったけど、観終わったあとの感情がすんごい
やっと会えた一果と凪沙のハニージンジャーポークのくだり大好き
何回泣いたか分からんけど凪沙の最期が苦しすぎる
…
見る前は草彅剛がメインの話なのかと思ってたけど見るにつれて一果がメイだと気付いた。東京に行ってバレエを始めて、一果は人生を変えれたのかと思った。また広島に帰って無気力な感じに戻った時に簡単に変えれな…
>>続きを読む凪沙も瑞貴も一果もりんも、抱えきれない孤独や不条理を抱えていて、今にも壊れそう
そんな壊れそうな者同士、慰めたり励ましたりはしない
でも、寄り添う
その寄り添い方が温かい
肩を並べて普通の会話をし…
久しぶりに、観てよかったと心から思える映画だった。
草彅剛の演技がめっちゃくちゃ上手い。泣き方の間が、素晴らしかった。女性より女性。ひとつひとつのミリ単位の手や肩、首の動かし方に圧倒された。最後の方…
ラストの、いちかが海で踊るシーン。
なぎさは目が見えないけれど、「綺麗」とつぶやく。
子どもの頃にスクール水着を着られなかった記憶と重なって、
すべて、過去も、今も「自分は自分でいいんだ」と、心から…
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