EUフィルムデーズにて。
ラトビア移民の労働者が搾取にあい犯罪に巻き込まれるお話。
ポーランドで食肉業の仕事をしていたが、より良い条件で働きたいためにベルギーにやってきたオレグ。
ベルギーでの仕事先での事故をきっかけに状況は悪化していく。
移民の立場のつらさ大変さ、不条理な仕打ち。そんなところに救世主、いい人がいた!と安易に飛び付いたらダメだ…!
アンジェイの口手八丁にのせられたのも悪いが、そもそもが移民だからまともに世間が取り合ってくれないのだろう。移民に対する厳しい対応、容赦ない制度。
だから藁をもすがる思いだったんだろう。
アンジェイに腹が立つ、そしてオレグに同情してしまう。
見ながら、あ…これはヤバイことになるぞ…と何度も思う。
キャッチコピーが「ベルギーでの空きポジション、奴隷」。
まさにそうだった。
早く家に帰って…!と思わずにはいられなかった。