MEIKO

天才ヴァイオリニストと消えた旋律のMEIKOのレビュー・感想・評価

4.3
不思議な作品でした。
画面とストーリーに引き込まれます。

時代を、幼少期と現在を行ったり来たりするけどわかりやすい。

第二次世界大戦が勃発したヨーロッパのポーランド系のユダヤ人家族。
幼少期ながらヴァイオリンの天賦の才能に恵まれたドヴィドル。

ロンドンに住む富裕層のマーティンの家に引っ越してきた。
そこにも同じ年齢の少年がいたが宗教の壁を乗り越え、ふたりは兄弟のように仲睦まじく育つ。

父親は彼を実の息子と同等に育て、高価なヴァイオリンも贈ってやる。
しかし、21歳を迎えて開催された華々しいデビューコンサートの当日、ドヴィドルは行方不明になった。35年後、ある手掛かりをきっかけに、マーティンはドヴィドルを探しだす。

あの可愛かった天才児が自分の為でなく、虐殺されたユダヤ人の魂を癒やす為に奏でるヴァイオリン。
自分が生かされてる証のような演奏。

物凄く綺麗な音色でした。
MEIKO

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