これは大変だ。感情が追いつかない。
2週間後の放送を優先するのか目の前に迫る命を優先するのか、うわタイトルの「天秤」ってこのことか凄まじいな、ここからラストまでこの天秤をどうするか展開していくんだな、重くて面白そう、と思ってたらそうではなかった。
一番感情を翻弄されたのは、初登場シーンで腹立つ野郎だったあの人。
マイナスから始まって、おまえ、おまえ、親におまえって言うな、っていうほのぼのシーンがすごく良かったのに、またひっくり返る。
でも最後は、当たり前の反応でもあるもんな。
初めて自分にカメラを向ける、という結末だった。
「空白」と比較してる方多いですね。そっちは終盤報われる感じあるけど、本作は誰も報われない。これからどうなるんだろう。そもそも本当の答えは何だったんだろう。というモヤモヤを残して終わる。
スマホを取り出して本当の真実を明かす、全てを裏切られる衝撃のシーンがありますが、これ最初観ただけじゃシチュエーションがよくわからなかった。もうちょっとうまく説明してほしかったな。
誰が本当の加害者か、いやお前だったんかーい。みたいになるね。
てか黒板消しのクリーナーが懐かしかった。何年ぶりに見たよあれ。調べたらあれ1万円以上するんだね。なんか意味なく買ってみたくなった。まじ意味ないけど。
potential:オススメ賞、主演女優賞(瀧内公美)、⚪︎脚本賞、衝撃賞(4部門、⚪︎1)