ゆりこ

アントマン&ワスプ:クアントマニアのゆりこのレビュー・感想・評価

3.9
かつてジャネットが迷い込んだ“量子世界”にホープや娘のキャシーと共に引きずり込まれたスコット。そこは征服者・カーンが支配する帝国だった。マルチバースを行き来し複数の時間や世界を破壊してきたカーンを量子世界の外に出せば、自分達の世界も破壊されてしまう。量子世界をカーンの支配から救い、無事元の世界に戻れるのか。
2年後に控えた次のアベンジャーズのタイトルにもある“カーン”。この後の作品でも出てくることが分かってるので、どこまで強いのか、どうやって終わるのかが注目ポイント。個人的には、強い!とか怖い!よりも何考えてるかよく分かんない冷めた目が不気味でゾクゾクした。そして今回のキーマンはジャネット。彼女が量子世界で過ごした30年何があったのか?彼女があまり当時の事を話したがらない理由は?
量子世界はまるでスターウォーズのような世界観。ミクロな世界に入り込めるのはアントマンならではだけど、違う星とかいう設定でもいけたかも。ストレンジワールドを思い出すような気持ち悪い生物が沢山いたので私は所々目を伏せつつ…ただ群衆恐怖症の人、今回はアリだけでなくまさかのものも群れてるので要注意。過去2作の方が好みではあるけど、やっぱアントマンシリーズは安定して面白い!復習するなら1作目がお勧め。キャシーが大きくなったの寂しいけど、大分頼もしくなってしみじみ。ずっとカッコよかったのはピム博士。そして最後胸熱で泣いた…スコットとホープのコンビ本当好き!やっぱMCUで1番強いのアントマンだと思う!
ゆりこ

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