Taku

アントマン&ワスプ:クアントマニアのTakuのレビュー・感想・評価

3.5
過去作にあった身体縮小拡大の愉しさは薄くなり、スペースオペラ色が濃く。しかし、このジャンルはMCUでも擦られてきたもので既視感が否めない。キャサリン・ニュートンのフレッシュさが良き。ジョナサン・メジャースのパンチが速くて『クリード3』が楽しみに。ちゃんと「鎧や武器を捨ててからが本番の法則」に則っていて(?)とても良かったので、もっと見たかった。
「ヒーロー映画には民衆が必要」と普段から言っており、『ソー:ラブ&サンダー』に続いてそこを重視してくれるのは嬉しいが、あまり響かず。今回はカーンの圧政の恐ろしさがいまひとつ伝わらない為に民衆の蜂起も薄味になっていた。カーンもマードックも良かったがもったいない感じ。
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