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●貴族降臨 Prince of Legend
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DOR(どんなときでも 俺が レボリューション)
劇場版プリレジェ第二弾。
前劇場版ラストに突如登場した貴族ドリーと、聖ブリリアント学園の3代目PoL朱雀奏との学園を巡るプライドをかけた戦いを描く本作。
ハイローよりもテレビ版を鑑賞していない層にはなかなかシナリオが難解で、とりわけ今作の貴族降臨は、テレビシリーズを追っていない人には、何もわからない可能性が非常に高い。
なので今回ストーリーをより深く楽しむにはは『プリレジェシリーズ、全履修済み』がマストとなりますのでご注意。
前作が内容が内容だけにお世辞にも面白いとは言えなかったんですが、今作は明確な"ライバル"の存在が現れたおかげで、物語がわかりやすく、テーマも掴みやすい。
シリーズ内のキャラクターの裏切りや活躍も、前作よりも随分よくなってる気がしますね。
ラストのフェンシング勝負もかなり見応えがあったので、最初のでなぜこれが出来なかったのか、首をひねるばかり。
なんでしょうねぇ…この感じは…
あ、特撮ヒーロー映画だ！
ヒロイン果音が、メッセージだけの登場というのはかなりいただけないよねぇ。
とはいえ、荒唐無稽のシナリオの中をキャラクターたちが生き生きと動き回るのは非常に面白く、前作で感じられなかった男達の"熱さ"みたいなエッセンスも注入された、なかなか良作。
振り切るまで振り切れば面白いので良い例かもしれませんね。
続編への布石もばっちりなので、まだまだプリレジェは続きそうです。
