このレビューはネタバレを含みます
#twcn
清々しいクソ野郎ざまあ!映画。
オチサイコー!!
素人のちょっとした出来心VSプロの執念を血生臭くもコミカルに描いた映画。
いわゆる俺たちの想像しがちなどろどろ韓国映画を想像すると拍子抜けするくらい、ほんとあっさりしてる。
こんな豪華キャストで動員が60万人て鬼ヤバい!!
この監督、2作目撮れないと思いますw
100万人いかないの普通にヤバいし、今作の損益分岐点はその3倍くらいじゃない?ドチャクソ大コケやん。
本国公開が2020年2月だとしてもそれはキツいな・・・。
今んとこ日本以外に輸出してないみたいだし、日本の利益なんてたかが知れすぎ。
劇場上映したことは評価しますが未来がなさすぎて可哀想・・・。
これっぽっちなら配信サイトにそこそこの値段で売って世界に流した方がまだマシだったんじゃ?
※お金の話をしています。
なんかタイトルめっちゃ難しいよねw
ポスタービジュアルも含め、仰々しいし怖い映画かと思うじゃん。
普通に「札束の詰まったヴィトン(돈 가방)」じゃだめやったんかな?
曽根圭介先生の同名小説の映画化。原作未読。
てか曽根先生の本読んだことないw
かなり綺麗なサウナのスタッフ、ペ・ソンウ氏はお掃除中にロッカーから札束の入ったヴィトンのバッグを見つける。
そのままOH-RYO!!
ホテルに入ってるサウナってか温泉てめちゃ綺麗ですよね・・・。
私も釜山にしばらくいた時、かの有名な虚心庁サウナ(허심청)愛用してました。
そんなに高くないし食堂もあるしコンビニもあるしとにかく広い。駅から歩くけど下町感あって好きだったな。
釜山行かれる方オススメです。
家に帰ると気の強い認知症のユン・ヨジョンオモニの下のお世話に疲れ果てた妻チン・ギョンさんがそのまま空港のトイレ清掃のアルバイトへ。
その空港(じゃないよね?港だよね?)のイライラした(更年期かしら?)検査官のチョン・ウソンパイセン。
チョン・ウソンパイセンはマッコールさんばりに仕事の後に仕事へいくのかと思ったらチョン・マンシクさんにいじめられに行っただけだったw
「ノンストップ」みたいな普通にいい人のマンシクさんよりこっちの方が安心する安定の極悪ヤクザ。
明らかに人の身体をアレソレしている魚の卸し倉庫へやってきたウソンパイセンは、ワイプ(正式には結婚してない)のハヨンという女性の借金を肩代わりして追い込みかけられてたんですね。
1週間だけ待ってちょんまげ!と懇願し友達a.k.a金づるを訪ねて三千里!
キャバクラ(ノレバン)の店主パク・ジファンとウソンパイセンは友達で怪しいビジネス話を持ちかけて金巻きあげようとするんですね。
2人ともおでんを頬張って顔パンパンのくせにハンサムマウントで攻める!
そして、ソンウ氏の奥さんチン・ギョンさんはのちにユン・ヨジョン様のせいで大きな怪我をし限界点。
嫁姑問題は万国共通。
殺るか殺られるか?
ヨジョン様の介護で仕事休みたかったのに永遠に行かなくてよくなる・・・。
ウソンパイセンは港で金の無心の待ち合わせ中、ユン・ジェムン刑事に声をかけられ、かつてのクラスメイト「オ・ドンパルを知らぬか?」と詰められる。
やべえ!コイツに金借りる予定なんだけど?!
しかもジェムン刑事も同郷のパイセンだったのでとりあえず回転寿司へ連行!
(韓国の回転寿司めっちゃ高いのにおごらされるし!)
あと、あれねウソンパイセンは電話かかってきたら誰からでもちゃんと無視しないで出るのねw
ところ変わってホステスとして働くシン・ヒョンビン。
日々DV夫からの虐待を受けながらも中国からの出稼ぎのガキ、チョン・ガラムと出会いワンナイト。
華僑でもなくて?どこの訛りかよくわからん。
(ウリベッキーかと思ったw似てない?)
ガラムくんがどれだけ本気かはかり兼ねるが、そんなクソ夫を殺して保険金ゲットして2人で逃げようぜ!って展開になる早さな!
そして完全に人違いで殺してしまうアホさ加減と妻の恐ろし顔Good!!
電子扉キーのピッピッピって音はすっかり恐怖表現のスタンダードですね。
この奥さん働いてるからか家事は疎かでリビングにはビール缶やつまみが転がり、キッチンはレトルト食品が並ぶ。
家では夫からの暴力、店では客からの暴力・・・とそこで現れたのは!
なんと店主のチョン・ドヨン!!
うちの店の子に手を出すクソ客には間髪入れず瓶ビールで殴打する男らしさ。
しかし、人違いで殺人を犯したガラムくんはやはりタダのガキなのでやっべえ感じに。
うざい〜って感じでめっちゃ冷静な奥さんw
車処分してやるっつってんのにガクブルで自首しまっす!テンションの外国人ガラムちゃんをひとおもいに轢き殺す。
なんで私がこんな目に・・・なマダム・シン・ヒョンビンはチョン・ドヨン社長に思わず助けを求めると慣れた手順で処理してくれる、頼れるミニスカチョン・ドヨンはさらに夫も片付けてくれるって!ラッキー!
交通事故めっちゃ多いしばれへんでしかし、と2人で温泉に入りながら語るチョン・ドヨンの太腿にはサメのタトゥーが。
あっという間にグッバイDVクソ夫!
てか、韓国タトゥー人口多いからか温泉普通に入れるんやw
よし、温泉入りたきゃ韓国だ!
と、ここでなぜそんなにチョン・ドヨン社長が親切にしてくれたのかの真実がわかる。
そう。もうシン・ヒョンビンを気にかける人間がいなくなった今、自分と同じタトゥーを施すことで身代わり死体のKANSEI❤︎
ヨクシオンニ!
殺し文句は「あんたも三人殺したし、まあええやんけ」
まあ、ねえw
そして繋がるハヨンa.k.aヨンヒとウソン。
うおうオンニ小悪魔炸裂!!
映画監督ヒロインに白いワンピース着せがち問題のファイナルアンサーここに見た、って感じですw
ウソンパイセンとチョン・ドヨンて初めてだっけ?
ウソンパイセン、ハンサムなのに底抜けにアホのようでドヨンオンニの思うツボ。
そこに登場するユン・ジェムン刑事。
こういう時のトイレ貸して!はいつでもどこでも使えますねw
ウソンパイセンが買い出し中におそろしくあっさりユン・ジェムン刑事も殺すチョン・ドヨンはもはや気前いいわw
ウソンパイセンも顔の良さに負けじと応戦!
チョン・ドヨンをフライパンで殴り金を奪い逃走!
そして・・・なんで知ってんのー?!?!
ぴえん。
全てを失った市井の人に見えるソンウ氏が一番大切なものを失わなかった。
家族みんな無事だった。
(たぶん、ヨジョン様は死んでもよかったw)
トイレのおばちゃん、汚いからスマホやめて手はちゃんと拭こうかw
チョン・ドヨンオンニの最後もなんだかんだあっさり綺麗に片付いてチャンチャン。
本当あっさりしてるしさくっと見れる。
時系列の入れ替え(シャッフルまでいかないレベル)もわかりやすいです。
新
英語字幕鑑賞
日本語字幕: