ミミック

藁にもすがる獣たちのミミックのネタバレレビュー・内容・結末

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

原作が日本だからか韓国映画らしい陰鬱さや凄惨さは控え目で、確かに血は多いけど打撃の瞬間は映ってないし、程よくグロくむしろエンタメ成分が濃くて見やすかった。
感覚としては『運命じゃない人』とか『アフタースクール』とかの、一つのアイテムを巡って最後に笑うのは誰だ系のハラハラサスペンスみたいなところか。

日本でやるならキャストは誰か考えながら見てた。入国審査官の人は西島秀俊でカラオケパブの社長は深津絵里が良いなあ、、サウナ屋のおっちゃんは日本で当てはまるおっちゃん俳優いるかな?、刃物をウェストポーチに持ち歩く不気味なおかっぱ入れ墨あんちゃんは見た目がみやぞんに似てたから意外とハマるかも。

胸糞方向にいかないのも意外で後味も爽快感がある。やられ方が段々雑になるのが面白かった。ある人物に刃物がサクサク刺さるところテンポよくて笑った。

いくら棚ぼたで富を得ても、その背景を想像して一度立ち止まるくらいの余裕はあるべき。
ミミック

ミミック