健一

エルヴィスの健一のレビュー・感想・評価

エルヴィス(2022年製作の映画)
3.5
バズ・ライトイヤー。じゃない!!😅
バズ・ラーマン監督久々の新作!
「華麗なるギャツビー」以来だから なんと9年ぶり!
バズ監督。充電し過ぎです。😅

Queenの伝記映画が「ボヘミアン ラプソディ」
エントン・ジョンの映画が「ロケットマン」
なんだから本作も『ラヴ・ミー・テンダー』とかで制作されると思っていたのに。
そこはバズ・ラーマン監督。
ストレート!度直球に「エルヴィス」!🎸
タイトルも内容も『バズ・ラーマン節全開』な作品でした。
もうオープニングの キラッキラのワーナー・ブラザースのロゴマークにテンション上がりまくり!⭐️

エルヴィス・プレスリー🎸
正直、世代じゃないんですよねぇ、わたくし。😅
歌も『ラヴ・ミー・テンダー』くらいしか知らないし、エルヴィス主演の映画も一本も見たことない。
30年くらい前に映画館で観たニコラス・ケイジ主演のコメディ「ハネムーン・イン・ベガス」でケイジがエルヴィスの衣装を着てスカイダイビング🪂しているシーンで初めて認識したのかも?
本作にも出ているトム・ハンクス主演の「フォレスト・ガンプ」で両足に矯正ギプスみたいなものを付けたフォレスト少年がエルヴィスの『くねくねダンス』をマネして踊っているシーンは印象的でしたね!

本作でエルヴィスを熱演した新星オースティン・バトラーが素晴らしいですね!
(てっきりジェラルド・バトラーの息子かと思った。😅)
歌も全て自ら歌っているようで。
あのダンス。ライブパフォーマンス!
エルヴィスに親近感の無い私でも大興奮してしまいました。😂
観客の女の子たちが『キャー!』って叫ぶのもあの頃の時代を象徴していて・・・

トム・ハンクスの圧倒的存在感も作品の質を大きく上げていることに成功している。
バズ監督、トム共演じゃなかったら本作を観ていなかったかも?と言ってもいいくらい。

エルヴィスの生き様同様、当時のラスベガスのあの雰囲気。
音楽業界、映画業界の『光と影』。
大スターゆえの『苦悩』。
『地位』と『名声』。そして『マネー』💰。
『病んだアメリカ』の中で燃えるロック!
『伝説』とはこうゆう事なんだと実感させてくれたバズ・ラーマン渾身のの一作に酔いしれてしまいました。

アメリカでの公開時のオープニング成績は3.120万ドルで初登場第1位。🎉
5.000万ドルはいくかと思ったんだけどな。
アメリカの20代、30代の若者達にとって『エルヴィス・プレスリー』とはどんな存在なのだろうか?
日本でいうと・・・
郷ひろみ みたいな感じなの? 😅


2022 7月4日 11:15〜
丸の内ピカデリー Dolby Cinema
💺255席
客入り 50〜60人くらい。

この映画館。『音』もさる事ながら、
座り心地も最高です!
両サイドの座席も離れているし、足もピーンと伸ばせるし。😅
プラス600円を払う価値は十分にある映画館。
健一

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