恥ずかしながらドーナツ中毒で亡くなったキング・ロックという印象が強かったんですが、やっぱり薬物はそうですが、"愛情中毒"という精神不安があったことは初めて知りました。また、クイーンの某伝記映画でもその事実が有りましたが、やっぱりマネージャーとのいざこざや経営/金銭管理の影響はトップミュージシャンになると人間が故に付き物なのでしょうか。
しかし、エルヴィスの音楽性やB・Bとの友情、彼の黒人音楽へのリスペクト、それ故その後の音楽業界(ロック)への底知れない影響性、政治的なことも関わってきますが、彼の大成はとてつも無いことを改めて実感。エルヴィスのr&b調のロックと南アメリカのカントリーソングを融合した音楽は元々ファンでしたが、歌い方(くねりダンス)やゴスペルは知らなかった。彼はプロテスタントらしいですが、母親との関係性や自分の好きな音楽、本当に良い音楽を創るという思い、それは過激派や反逆心、ヒッピーに封じ込まれた訳では無いということはこの映画で大変伝わってきました。大変見てよかった。
やっぱり、トム・ハンクス(パーカー大佐)が主演の演出になってたのね。
