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エルヴィスのワイCのネタバレレビュー・内容・結末

エルヴィス(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ほとんどエルヴィスプレスリーのこと知らなかったので初めて見る話として楽しく見れました。

序盤、めちゃくちゃバズラーマンの映画!って感じでした。50年代から70年代が舞台の映画でヒップホップを流すセンスとか。バズラーマン作品特有の夢でみる映像みたいな映画。

大佐の配役がフォレスト・ガンプ繋がりでお洒落なキャスティングだった。
オースティンバトラーもめっちゃ本人に似てた。
ラストシーンのベガスのコンサートのシーンでシームレスに実際の映像に移ったけど一瞬本人かオースティンバトラーかわからなかった。

エンドソングでサントラに収録されてるマネスキンのカバーが流れてもうこのために映画館来たみたいなもんなのでめっちゃテンション爆上がった。

人種差別が今より酷かった時代なのに、ブラックミュージックのブルースと白人の音楽のカントリーを融合させてロックを発明したエルヴィスの生き様に泣けてしまう。発明家の偉人の伝記映画。

ショービジネスの残酷さの話だなと思ったけど鑑賞後色々意見を聞くなか、大佐の商売の才能がなければエルヴィスは売れてなかったかもしれないって話を聞いて考えさせられてしまった。
パフォーマーの心と体の健康や安全を守ることと、世に才能を知らしめるためのビジネスの手腕を両立できたらよかったんだけどな。
この時代と比べて今のショービジネス界は進歩したのだろうか。
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