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エルヴィスのKotaのレビュー・感想・評価

エルヴィス(2022年製作の映画)
3.1
“一生、飛ぶしかない。”

42歳という若さで亡くなったロックの王様エルヴィス・プレスリーと、彼を裏で搾取していたマネージャーのトム・パーカーの伝記。“ボヘミアン・ラプソディ”や“ロケットマン”の流れでこの手の歌手伝記はアカデミー賞レースに絡みがち。

まず、長い。彼の人生を描くのだから3時間弱でも足りないというのは分かるけれど、そこをどう編集するのが腕の見せ所。バズ・ラーマン監督だからハードルが高かったのもあった。若い時代のエルビスはオースティン・バトラー自身が歌って踊っているから、そこが評価されたゴールデングローブ賞かな…。トム・ハンクスはどの映画でもトム・ハンクスでしかないよね(笑)類似として上げた二作品と比べてしまうと色々と個人的には微妙な作品でした。
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