エルヴィスプレスリーの話！
2023年アカデミー賞おさらいシリーズ。流石に世代じゃないんでね。ハイスタがカバーしてたくらいしか曲はわからないけれど、ただめちゃくちゃ人気があっただけじゃあないんだね。世界規模の長渕くらいの印象でした。映画の作り方としては「ハリウッドでござい！」て感じでプレスリーの半生をギラギラと目紛しく、キーマンであるマネージャー「大佐」をトム・ハンクスが老獪に演じています。主演のオースティン・バトラーがどんどんプレスリーになっていくのが凄まじく、途中不安すら覚えるほど憑依していく。主演ノミネートは納得ですね。
ただ、その目まぐるしさのわりには、「なるほどなあ」と思える程事実に忠実で、驚きや感動がなんか薄かった感が。爆売れミュージシャンマジで幸せになれないんだなあ、と改めて痛感しています。よろしくやってんのリンゴ・スターくらいなんじゃなかろうか。
映画界、爆売れスター逝去待ちみたいなってるのも少し気になるな。
