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「tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!」に投稿された感想・評価

も

もの感想・評価

3.6
レントとかミュージカルとか全然知らずに見たけどよかった
ただミュージカルはスマホじゃなくて映画館で見たいと改めて思った
ネトフリだと家で観られるんだしなー、とふだん使わないイオン系シネコンのみでの劇場公開を見送ったのですが、イヤこれ大画面といい音で観れる環境なら絶対そっちのほうがいいですね!もしまだ最寄りの劇場でやっててミュージカルが好きでネトフリ未加入で、でも「ゆうてもネトフリオリジナルっていうことは家庭再生がデフォルトっていう仕上がりなんやろ?」と思ってる人がいたらぜひ劇場で観てほしいです。

とか言いながら自分もそんなにミュージカル愛好家ではないので実はRENTも未見なんですけど(いやこれ観たあとなら絶対マストだってわかってますすみません)、でも予備知識あんまりないほうが面白いんじゃないかなっていう気もします。RENTを書いたジョナサンラーソンのそれ以前のお話なんですけど、基本の「語り」になるらしいアンドリューガーフィールド演じるラーソンがピアノを弾きながら語ったり歌ったりするレイヤーからそのレイヤーの中で制作するミュージカルだったりそれぞれがふつうに劇映画として演出されるところあり非現実的な描写が盛り込まれたいわゆる「映画らしい表現」になっているところあり、そういった入れ子構造の位置と見せ方がパタパタ変わるところがすごく大きな魅力だったと思いました。ですが、いちばん元になっているラーソンの同名ミュージカルを知ってる人だとそのへんの構造のうちかなりの部分が最初からわかってしまっているので、映画ならではのマジックとあいまってスゲーすげー言いながら感動できるっていう「知らなければこその衝撃」がいくらか薄まってしまうと思うんですよね。ほうほうそうきたか、っていうスリリングさは感じられるだろうなとも思いますが。

あと監督のリンマニュエルミランダといえば今も思い返すだけで体温が上がるインザハイツですけど、今回は土台となる他人の作品がありつつもそこにリスペクトをしっかりこめたうえで映画としての脚本を組み立てて、音楽も撮影も編集も全部そのミランダのビジョンをきっちり体現するために組み合わさってるのがほんと見事でした。監督本人の才覚もあると思うのですが、なんでしょうね。アメリカには「これがミュージカル映画の作り方だ」っていうのを腹落ちさせたうえで仕事に反映できる人たちがいっぱいいるんだろうなあ、そのへんがシーンの力というか分厚さなんだろうなあと思いました。ボヘミアンラプソディの成功以降、音楽映画もかなり制作しやすくなっているっぽい作品の多さですし、歌と音楽と映画の融合がどこまで進化していくか楽しみですね!

このレビューはネタバレを含みます

良かった点
・熱量(役者、スタッフの作品愛)

悪かった点
・アフレコ
・パートナーの描き方

ジョナサン・ラーソンは、
ミュージカル関係者にとっては避けては通れない、伝説的な人物。

その人物の自伝的映画、という素地があるかないかにより、伝わるものや感じるものも違うだろう。

ただ、彼の創り手としての生き様は、
今何かを生み出そうとしている人や、
夢を諦めた人、一度でも何かに全力で打ち込んだ事がある人にとっては共感せざるを得ないものだ。

私も29歳という歳で、
日本でオリジナルミュージカルを創り続けている身として、自分を重ねざるを得なかった。
自分とジョナサンとはその才能や努力含め比べ物にならないだろうが、自分には自分の思いがある。
そのような状況では、もはや冷静に鑑賞する事は不可能だった。

私はこの映画を観て、すぐに曲を書き始めた。背中を押された。死ぬまでやれ、と言われた様な気がした。

微妙に感じた点としては、
まず女性パートナーの描き方、お芝居。
確かに関係性として描く必要がある人物だが、なぜか色気を感じる場面が多く、ジョナサンとの関係性を効果的に描くのであれば
もっとナチュラルな出立、お芝居をさせるべきだったと思う。
挫折を味わいながら、生きていく道を選ばなければならない中で、ジョナサンと関わる、という存在としては、ノイズが多かった。

また、楽曲自体は素晴らしかったが、
芝居とのズレ、微妙なリップシンクのずれが気になった。

ただ、この映画は間違いなく、
ミュージカル映画をという形の完成形をとらえた作品だと感じた。

Netflixで観られる映画だが、
映画館で観劇できた事を嬉しく思う。
勧めてくれた友人に感謝している。
ぴの

ぴのの感想・評価

4.3
こういうの大好き!!!です!

慎重派もいいけど、情熱に導かれて決断をする、その行き当たりばったりな生き方素敵だなと思います。

正直見るまでこれをスマホ(or PC,i Pad)所謂自宅で見るの勿体無いかな〜と思っていたのですが、暗い部屋で大きめの音で見るとその世界観にのめり込むことができました。

秒針から曲に入る所とか本当に繊細で...

まるでミュージカルそのものを見てるみたいな動きがあって、かといって画面酔いもせず、勿論モダンをはじめとしたダンス、演者の表情もとっても豊かで飽きがきません

皆さんのおっしゃるように観賞後はしっかりとプレイリストをダウンロードして永遠とリピートしています₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎
今年のApple Musicのリプレイはしっかりインザハイツばかりだった私。
来年はきっとチックチックブーンが入りますね。

私、最後の結末を知らなくて...今作はジョンの伝記のようなそんな作品だったんですね...びっくりしました

一番のお気に入りはスイミングのシーンですが、後半の目を開けるとスーザンが歌っている、という場面には涙が出ました
こういう作品を見ると映画は裏切らないなあ、と思わされると共に元気を貰えます
RENTに号泣して16年。
ジョナサン・ラーソンの話が映画化されるなんて!

RENTの音楽やメッセージを彷彿とさせRENTの作者間違いなし、と一人で頷く。

商業主義への反発、安定していく友人、いつまでも夢を見ていたい自分、苦悩と希望、夢と葛藤、過ぎていく時間、あ〜青い!眩しい!多くの人が通ってきた道かも?(今のワカモノは違うのか?)

Sundayのくだりは特に好き。
個性的な客たちが各々に好きなこと言って爆発しそうな寸前、みんなで歌って一体になっちゃう。しかも"家で食べればいいのに"とか、ニヤっとするような歌詞をみんなで荘厳に歌いあげちゃう。いやーあのシーン、リピートで見たい。

彼の最後を知っているだけに、切ないけどしっかりエンタメに仕上げているところがすばらしい!(最後の〆もカッコいい)

この映画を見たあと、RENTの動画をリピートへ
mutsu

mutsuの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

当たり前だけどマジでミュージカル好きなんだなと伝わる自伝映画

当たり前だけど本気でやんなきゃと自分のことを考えちゃう

映画館で見るべき音楽が素晴らしい
ヒップホップのとこもかっこヨッスギ

才能ある人は良い人
mt

mtの感想・評価

3.8
個人的にRENTよりも曲が好き。
クリス•コロンバスよりも、リン=マヌエル•ミランダの方が、ミュージカルを深く掘り下げているので、映像面でも見応えがある。

このレビューはネタバレを含みます

Netflix/字幕


アンドリュー・ガーフィールド、歌もいけるんかい。

ジョナサン・ラーソン実人生のどの辺が作品に反映されたのかがよく分かる。先に『RENT/レント』観といて良かった。

プールのシーン、長年水泳やってたから考え事しながら泳いでる時の感情めっちゃ分かる。ああいう時ほどアイデア浮かぶのも。

「次の作品を書くの。それが終わったらまた次。それを続けるのが作家ってもんよ。次から次へと書き続ければいつか何かが実るかもしれない。」

生み出す苦しさ。時間は有限だし、この世に楽な仕事はない。
アンドリューガーフィールドがミュージカルするのが最高にマッチした作品。彼の演技(主に表情筋の動き)とミュージカル進行型ストーリーのミックスがたまりませんでした。バイト先のゴミ客に対するストレス発散ソングや恋人とキャストの歌声がリンクするような演出が個人的にツボです。

ミュージカル「RENT」の作家をモデルにした自伝映画だったのは鑑賞してから知りましたが、夢追い人としての葛藤と成功の姿や時代背景にある感染症のリアルを苦しくも美しく描いた傑作でした。アメイジングスパイダーマンしかり、アンドリューは涙目の苦しそうな姿がたまらなく好きで僕には刺さります。
ミュージカル舞台そのものを観ているような素晴らしい構成で、アンドリュー・ガーフィールドの好演が光る。

アンドリュー・ガーフィールドはただ歌が上手いなんてもんじゃない。しっかりと芝居歌になってるから素晴らしい。

作品の演出もスポットライトの当てどころがとても良くて、夢か現実かわからない御伽噺のようなサクセスストーリーを、単なる自伝的内容にとどめず、ジョナ・ラーソンの作品に出会って彼の才能に気付かされた人々と同じ体験を視聴者がしている。あっという間に引き込まれてしまう。

ミュージカルの映画化はよくあるけど、これは逆パターンもできる内容ですね。

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