tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!の作品情報・感想・評価・動画配信 - 5ページ目

「tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!」に投稿された感想・評価

まき

まきの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます


事前情報なしの状態で鑑賞。

ミュージカル映画とは知らず、
しかも、あの有名な『RENT』の作曲家とは知らず、
アンドリュー・ガーフィールドが主演と言うことも半信半疑だった。


RENTは恥ずかしながら、未視聴だけど
season of loveが大好きで
この曲も出てくるかなぁって期待してたけど
そもそも、tick,tick...Boom!がミュージカル作品だった。って言う無知状態。


この作品見て思ったのが
役者(アンドリュー・ガーフィールド)すげぇ。ってこと。
なんか、ジム・キャリーみを感じた。
歌もすごく上手だし。



30歳を目前に焦りだすのは、
万国共通なのかな。
29歳と30歳の間には、とてつもなく大きな壁がある気がする。
それは、日頃の生活に不満があるからなのか
夢を捨てきれずに心にしまったままだからなのか
10代の頃に思い描いていた未来との違いからなのかは
分からないけど…
とかをダラダラ考えながら観てた。

ジョナサンも
周りと比べたり、彼女や友人、同僚たちの言葉に考えさせられたり、将来への不安とか葛藤とかが痛いほど伝わってきて観てて辛いところもあった。
しかも、『RENT』の初演前日に亡くなるって…
言葉が出てこない…。

人の最期を描く作品ほど、切ないものはない。
直接的ではなくても、あぁ、この人は確かに存在していたんだ。って分かった瞬間切なくなる。
(特にエンドロールとかで流れる本人映像・写真が!)


マイケルが勢いで伝えた病気のことは
『数日前』に分かったんじゃなくて
本当は、ジョナサンに相談があるんだけどー…って電話してた時には分かっていたんじゃないかなー。
きっと本人は、勢いで伝えるつもりはなかったんだろうなって思ったら、めちゃくちゃ切ない。

マイケルには、
30年後の未来は
HIVは不治の病ではなくなりつつあるし、
同性婚も進んでて、少しずつではあるけど好きな人と愛し合える世界になってるよ。って伝えたい。

本当、いい友達だよ。マイケルって。


最後の方は、season of loveの歌詞を思い出しながら
あぁ、この人が、あの素敵な歌詞を書いた人なのか…って噛み締めながら泣いてた。
『時間』とか『愛』とか『死』とか『疑問点』とか通ずるものはあって、胸がいっぱいだった。

常に疑問点や感じたことをメモして
弱音を吐きなら、私生活の悩みは後回しにして
ひたすらに音楽に向き合い続けていた彼の生き方が好きです。


スコアが星4ないのは、この作品の歌はいまいち好きになれなかったから。でも、歌詞はすごく素敵でめちゃくちゃ泣けた。

ジョナサンには天国での疑問点を作詞作曲してもらって
生まれ変わってブロードウェイで上演してほしい。

とりあえず、『RENT』を観なくちゃ!!!

あと、多分だけど
Sandy?の歌の時、めちゃくちゃ有名なブロードウェイキャスト?(たぶん)の人たち出てきてなかった?気のせい??
chichichi

chichichiの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます


名作ミュージカル「レント」の作曲家ジョナサン・ラーソンの30歳を目前に控えた一週間を描いた自伝的ミュージカル作品。

「レント」を観るために、ジョナサン・ラーソンさんをお勉強です。

ミュージカル作曲家として成功することを夢見て、30歳になる前に成功を手にしたいのに、時間は刻々と過ぎて行き、徐々に追い詰められていく。
29歳、最後の一週間を困難や不安に苛まれながらも、夢を追い続けるジョナサンだったが…

1週間後には30歳になるのにいまだ無名なまま"焦燥感"だけが膨らんでゆく

親友で幼馴染のマイケルは役者になるという夢を諦め、広告代理店に入社して成功者となる。

恋人でダンサーのスーザンからはダンス教師の職を引き受けるか迷って一緒にニューヨークを離れることを迫られている。

つねにお金がなく電気代すら払えないみじめな生活…

自分ももう夢を諦めるべきなのか?
ジョナサンの苦悩する姿は心に刺ささるし、どんなクリエイターも年齢による焦りとの闘いって付きまとうはず。

そんな時の、友人の言葉が、とても支えになったと思う。

"時間はまだある…"
(HIVに感染した友人だからこそ深く染み渡ります)

情熱には制限時間なんてないってこと。

成功者に共通して言えること。

"夢への情熱!"

"諦めない心"

結局、成功するためには当然才能も必要なんですけど、実は努力し続ける意欲が大切なのですね。

ジョナサン・ラーソンさん、周りの方にも恵まれていた気がします。
もちろん、傷つけてしまうこともあるけど、人には感謝の気持ちを持って謙虚に接すること。
成功の女神はきっと微笑んでくれる…
そんなことを感じました。


結果が出なかった彼にプロデューサーが贈った台詞が印象的でした。


「次回の作品を書くの。

それが終わったら次の作品を書くの。

それを続けるのが作家ってもんよ。

次から次へと書き続ければ、

いつか何かが実るかもしれない。

自分自身の身の回りのことを次回作にしてみて

さあ、

鉛筆を削り始めなさい!」

さっ、わたしも、次は、「レント」観ます!

このレビューはネタバレを含みます

テンポのいい音楽
否応なく迫ってくる時間と決断の時
時間は平等 でも理不尽
魅力的な登場人物たち
ちょめ

ちょめの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ジョナサン・ラーソンの自伝的ストーリーに涙涙で、やられたなあ〜

先日、ディア・エヴァン・ハンセン見たばかりで、ミュージカル熱が沸々と湧いていたので、まさにドンピシャ

素敵な音楽に、気持ち入りまくりのストーリーに心を持っていかれましたw

本当に素敵なミュージカルムービー

アンドリュー・ガーフィールドめっちゃ歌旨いじゃん!彼の気持ちがこもった演技と歌声にすっかりやられたよ

それと、最高のフレンドのマイケルな!
本当に本当にいい友達だね、あんな喧嘩して、でも友人のワークショップ当たり前だろって来れちゃう、本当に素敵な友人関係

ジョナサンが彼の事を歌うシーンはもう号泣でハンカチいくつあっても足りんくらいビシャビシャに(笑)

スーザンもねえ〜、、、いやでも良い関係性で別れられて良かったんだと思うな
演じて入るアレクサンドラ・シップも笑顔がいいんだよな〜とてもキュートで魅力的な感じね

自伝的ストーリーであるからこその夢に向かいつつ時間は刻々と迫っていて焦る感じとか、曲がりなりにも一時期劇団で夢見ていた時代があっただけに、もうね周りの状況とかも含めて見ていて感情高ぶりすぎてしまったな

また、あの当時の感じを見事に再現していて、空気感とかもすごく出ていたと思う。当時のHIVに対する考え方とかね、周りの役者陣も皆素敵なキャスティングだったなあ

それと、劇中劇的にストーリーがショーの部分と過去のリアルな現実とが上手く演出されていて、見ていくうちになるほどね、となる感じも良かった

曲が全体的にエネルギーに満ちていて、それに合わせての歌唱シーンやダンス、映画的な演出シーンも含めてとても気持ちよかったな

最終的には、レント公演前に亡くなってしまうのだけれど、本当に好きなことに向かって情熱を注ぎ続けた彼の生き方は、素敵だったし彼の周りにいた人も幸せだったんだと思う

レントを改めて見直したいと思えた
素敵な素敵なミュージカルでした!
y

yの感想・評価

4.1
ガーフィールドへの見方 変わりました。良かった。。

いつかRENT観ます。
maichan

maichanの感想・評価

-
ジョナサン・ラーソンの「RENT」が大好きで、映画版はもちろん、ブロードウェイキャスト来日版、日本人キャスト版も観に行った。(ちなみにネタ元になったオペラのラ・ボエームも大好き。)
観る度に水分が体から無くなるかというほど涙が搾り取られる。

それだけ思い入れもあるので、この映画もネトフリ配信だが、劇場で観られるので観に行ってしまった。
ジョナサンを想い、やはり涙が搾り取られた。

ジョナサン自身の主演のTick, Tick... Boom!のステージと、そこで歌われるドラマが実際の様子として描かれる入れ子構造。
Tick, Tick... Boom!であり、ジョナサンの半生を描いた伝記映画にもなる巧みな構成だった。
場面によってはステージとドラマを行ったり来たりするせわしなさが、ジョナサンの焦燥感を表現するのにピッタリ。

監督のリン=マニュエル・ミランダは舞台でTick, Tick... Boom!のジョナサン役をやっているので、作品と役について誰よりも理解しているし、ブロードウェイミュージカルの作演出家として、同じような経験をしてきたはずで、まさにこの作品の監督に相応しい人だ。自作の「イン・ザ・ハイツ」の監督は人に任せ、こちらを選んだことからもそれを感じる。

アンドリュー・ガーフィールドはRENTファンならば一度は目にしたことがあるであろう、ジョナサンの生前のバイト中の映像そのままの姿で現れ、それだけで涙が込み上げてきた。
顔立ちは似ていないが、人懐っこそうな表情はまさにジョナサン・ラーソンだった。
ミュージカルは初めてらしいが、ミュージカル畑の共演者に負けず劣らず。
すごく歌唱力があるというほどではないが、等身大の心や感情が伝わってくる歌唱だった。

ジョナサン・ラーソンは映画で描かれる数年後に早逝してしまう。それを分かって観るがゆえに死が常にそこにある。
「メメントモリ死を忘れるな」今を精一杯生きよう。そしてRENTのナンバー、Seasons Of Loveのかけがえのない一瞬一瞬を大切に生きよう、というメッセージも思い出された。



スティーブン・ソンドハイムが亡くなった後に観ることになったのはなんてタイミングだろうか。
劇中ジョナサンは自作をソンドハイムに評価されたことを糧に何年も頑張っている。
実際にも交流が深かったようだ。
ソンドハイムの役は別の俳優がやってたが、
留守番電話の声は本人がセリフも作って、吹き込んでくれたそうだ。
改めてミュージカルの巨人スティーブン・ソンドハイムのご冥福をお祈りします。

ソンドハイムの名作ミュージカルSunday in the Park with Georgeの劇場中継をテレビで観るシーンがあり、そこからジョナサンが妄想したという設定であろうSunday in the Park with Georgeのオマージュナンバーがある。タイトルも同じ「Sunday」。

そこではブロードウェイのレジェンド名優の方々が出演されていた。自分が分かっただけでもチタ・リヴェラ、ジョエル・グレイ、バーナデット・ピータース、べべ・ニューワース、ブライアン・ストークス・ミッチェルがいた。
ミランダ監督の大ヒットミュージカル「ハミルトン」のキャストも出てたようだ。
それからRENTのオリジナルブロードウェイキャストのアダム・パスカル、ダフネ・ルーヴィン・ヴェガ、ウィルソン・ジャメイン・ヘレディアが出てた!!
ロジャー!ミミ!エンジェル!ーー!
ここは涙腺が大崩壊!
ソンドハイムだけでなくブロードウェイへのリスペクト、愛を感じるナンバーであった。


Sunday in the Park with Georgeはフランスの点描の画家ジョルジュ・スーラについてのミュージカル。
スーラは大傑作「グランジャット島の日曜の午後」を残して31才で病気で早逝した。
(山田五郎さん曰く、スーラは点打ち過ぎて早死にした。)

35才で「RENT」を残して亡くなったジョナサン・ラーソンに通じるものがある。ジョナサンが「Sunday」を作ったことにより、自分の運命を予感したような事になってしまったのか…。
Shiro

Shiroの感想・評価

3.9
同じ時代のNYイーストビレッジに暮らし自分達の物語かと見紛う感覚になるレントヘッドとしては見逃せなかった作品。監督のリン=マヌエル・ミランダも同じ様な気持ちで製作したに違いない。

懐かしい思い出とあの時の感情で観れば5.0点をつけたいが、「レント」への導線があまり見られない寂しさと残念さ、そしてレントに触れていない人にとっては私のそれとは違う感想だろうと客観的な視点でレビューしました。

でも個人的には好き。2022のレント来日ツアーも観たいし、映画「レント」はクリスマスムービーだと思う。「レント」の後から観るのをオススメしたいかな。
kanekone

kanekoneの感想・評価

3.9
アンドリュー・ガーフィールドの歌のうまさに驚いた。音楽も良かった。特に日曜のブランチの歌が笑えて良かった。ピンチの時ほど落ち着いて周りを見渡した方が良いのかもと思ったりした。
C3PO

C3POの感想・評価

3.9
思った以上にミュージカルで、ミュージカルの気分じゃないと観れない作品だった

ミュージカルの作曲家ジョナサン・ラーソンを描いた作品で、彼の背景を知ってるとなお楽しめる作品なんだろうなと思った

作曲家の苦悩みたいなところがひしひしと伝わってきた
謳

謳の感想・評価

4.0
2021年 264作目

RENTの公演前日に…
音楽はそこまで好みではなかったけど、それでも面白かった!!

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