ショウキ

ハイウェイの彼方にのショウキのレビュー・感想・評価

ハイウェイの彼方に(2019年製作の映画)
3.8
2021年168作目

20年という時間。

今から20年前の2001年はまだ、
携帯の普及率は5割程度。
もちろんスマホではないです。

ところが2021年の今は
普及率は9割以上で皆スマホ。
20年という年月はあまりにも大きい。

というのも軽犯罪を犯した主人公が
三振法という制度により終身刑になり
そして20年後に仮出所するところから、
物語が始まります。

この20年の空白に戸惑いながらも、
様々なことに奮闘する主人公に、
人生をやり直そうと行動する姿に、
観ている側は自然と応援したくなります。

何で応援したくなるかと言うと、
その主人公には愛があるからです。

綺麗ごとと言ってしまえば終わりですが、
何だかんだ愛って大事だと思います。

愛は気が付けばそこにあるものなんて、
歌もありますがそれを体現する映画です。

役所さんのすばらしい世界と対極ですね。
ショウキ

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