2021年168作目
20年という時間。
今から20年前の2001年はまだ、
携帯の普及率は5割程度。
もちろんスマホではないです。
ところが2021年の今は
普及率は9割以上で皆スマホ。
20年という年月はあまりにも大きい。
というのも軽犯罪を犯した主人公が
三振法という制度により終身刑になり
そして20年後に仮出所するところから、
物語が始まります。
この20年の空白に戸惑いながらも、
様々なことに奮闘する主人公に、
人生をやり直そうと行動する姿に、
観ている側は自然と応援したくなります。
何で応援したくなるかと言うと、
その主人公には愛があるからです。
綺麗ごとと言ってしまえば終わりですが、
何だかんだ愛って大事だと思います。
愛は気が付けばそこにあるものなんて、
歌もありますがそれを体現する映画です。
役所さんのすばらしい世界と対極ですね。