洋画好きのえび

アダムス・ファミリーの洋画好きのえびのレビュー・感想・評価

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)
3.7
定期的に観たくなる作品。色使いとダークなコメディテイストがたまらなく好きです。あと、子供の頃のクリスティーナ・リッチが観たくて何度も観てます。うーん…美少女!!!

丘の上に住む一風変わったアダムス一家は、当主のゴメズに妻のモーティシア、ウェンズデーにパグズリーの姉弟に、モーティシアの実母と使用人のラーチ、そして手だけのハンドの7人で暮らしていた。そんな彼らの下に、25年前に失踪したゴメズの兄フェスターを名乗る人物が現れる。ところが、実はその人物はフェスターではなかった。アダムス家の資産を狙ったアダムス家の顧問弁護士タリーと、タリーに金を貸している高利貸のクレイブン夫人が送り込んだ偽者で、クレイブン夫人の息子のゴードンが変装した姿だったのだ。果たして、アダムス一家は彼らの企みから資産を守ることができるのか??

登場人物全員のキャラが濃くて、キャラ同士の会話を聞いているだけでも笑えてくる。ゴメズを演じるラウル・ジュリアと、フェスター/ゴードンを演じるクリストファー・ロイドの顔芸が最高。目を見開いてニコーッと笑う感じがなんだか似てる。本当に兄弟に見えなくもない。段々見てると可愛く思えてくるな… マムシュカ!!!のシーンは2人ともめちゃくちゃ楽しそうで、思わずこちらも「マムシュカ!!!」と言いたくなる。そして、どんな時でも冷静すぎるほど冷静でそれが逆にボケになっているモーティシアも好き。あと、ウェンズデーがとにかくかわいい。黒服無表情三つ編みおさげでもかわいい。本当に美少女。ウェンズデーは本作よりも次作の方が見せ場があるので、ウェンズデー好きには次作の方が楽しみが多いですね。

上映時間も100分と短めで隙間時間にも観やすいので、お子さんも飽きずに観られますよね。金ローとか地上波でやらないのかなぁ…