Iha

未来を写した子どもたちのIhaのレビュー・感想・評価

未来を写した子どもたち(2004年製作の映画)
4.2
母親が自宅で客をとり、殺されたり、世話役がおばあちゃん、父親は麻薬中毒。どこの国でもあることだ。
子供たちはこの映画を機会に学費を得ることができたがその後の進路はアメリカの大学に行く子や学校を辞め、もとの置屋へもどる子などそれぞれ。置かれた環境と与えられた機会、めぐり合わせを活かし、それぞれ選択した進路が異なるのは当然のことなのだろう。
サクセスストーリーではなく、寄付狙いの製作者もどうでもよく、弾けるような笑顔が魅力的で目が離せない。
写真の才能を認められオランダに招待された子が誇らしげに闊歩する姿に泣けてしまった。
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