けんぞー

未来を写した子どもたちのけんぞーのレビュー・感想・評価

未来を写した子どもたち(2004年製作の映画)
4.5
前から気になっていた作品。

インドの赤線の売春街の子供たちのドキュメンタリー映画。
この映画の監督でもあるザナさんが子供たちに写真の撮り方を教えて才能を見つけると同時に、売春婦の親の仕事を継がないように学校へ通わせようとする話。

10歳ぐらいの子供たちが売春や麻薬について平然と語る様子は日本では考えられない光景。けど売春街の子供たちはそれが生まれた時からの日常なので普通と思っていることが色々と考えさせられる。
ドキュメンタリーなのでもちろん全部がハッピーエンドで終わる訳ではないです。ラストに子供たち一人一人のその後の字幕が出てくるけれど上手くいかなかった子の方が多かった。
やっぱり何かを変えるってことはものすごく難しい事なのだと思った。

けど特典映像の"3年後の子供たち"ではみんな元気そうで良かった。
子供たちが撮る写真はすごく独特で引き込まれる写真が多かった。子供たちの視点はそれぞれ違ってみんな個性がある。
才能や学ぶ意欲があるのにお金や家庭の事情で教育を受けられない子供たちを見ると、僕達はすごく恵まれた環境に置かせてもらっているんだなと思った。