こりゃすごい！
どんな映画でもなにかしら他の映画に似ているもんだけど、この映画は似ているものが見つからない。
あえて言うなら、デヴィッド・ロウリー監督の「A GHOST STORY」や清原惟監督の「わたしたちの家」から感じるテーマにちょっと近いかな？というくらい。
面白い！とまではならないんだけど、「不在」について考えさせられる。
低予算でここまで独自の世界観を作り出せるのは素晴らしい。
良くも悪くもムーラボらしさから脱却してて、今まで観たムーラボ作品の中で、一番印象強いので、グランプリも納得。
というか、PFFやムーラボの枠にとどまっているのはもったいない。
なんで海外の映画祭に出品しなかったんだ？（笑)
各国の映画祭の規定において、62分というのが、短編とも長編とも言い難い微妙な長さだからかな。
